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「年末年始に飲みすぎた…」という方必見!!\お酒との付き合い方を見直す/5つの飲酒テクニック

健康ひろば

「年末年始に飲みすぎた…」という方必見!!\お酒との付き合い方を見直す/5つの飲酒テクニック

家族や仲間と楽しくお酒を飲むことは人生を豊かにしますが、健康へのリスクを知っておくことも重要です。長期にわたり大量に飲酒するとアルコール依存症、生活習慣病、肝疾患、がんなどの原因になることが分かっています。健康に配慮した「5つの飲酒テクニック」を意識してお酒との付き合い方を見直してみましょう。

健康に配慮した「5つの飲酒テクニック」

01.純アルコール量で飲酒量を把握する

健康日本21(第三次)では、生活習慣病のリスクを高める純アルコール量を男性40g以上/日、女性20g以上/日としています。男性40g、女性20gまで摂取してよいという意味ではなく少なければ少ないほどよいとされています。また年齢、性別、体質の違いによって許容量は異なります。高齢者や飲酒で顔が赤くなる人は少なくともこの数値の半量を目安にしましょう。

純アルコール量算出する方法

純アルコール量(g)=飲酒量(ml)×アルコール度数(アルコール度数%/100)×0.8(アルコール比重)

(例)ビールロング缶1本、度数5%の場合 500㎖×0.05×0.8=20g
※缶入りのアルコール飲料には純アルコール量が表示されていることが多いので確認してみましょう

02.あらかじめ量を決めて飲酒する

飲酒の前に自分で飲む量を決めることで過度な飲酒を避けるなど、飲酒行動の改善につながるといわれています。目標を設定するのも有効です。

POINT

● 今日は何杯と周囲に宣言する
● 目標を決めて飲酒量を記録する

03.飲酒前・飲酒中に食事をとる

空腹時に飲酒すると血中アルコール濃度が急速に上昇するため酔いやすくなります。食事をとることでアルコールの吸収を穏やかにする効果があります。

POINT

● 飲み始める前に軽食をとる
● ゆっくり食べながら飲む

04.飲酒の合間に水を飲む

お酒以外の水分量を多くすることで満腹感も得られ、摂取する純アルコール量を減らすことができます。交互に飲んだり、お酒を水割りで飲みましょう。

POINT

● 水ではなく炭酸水でもOK
● 飲酒前にノンアルコール飲料を飲む

05.脳を休ませる「休脳日」をつくる

毎日お酒を飲んでいると脳が飲酒の快感を覚え、さらに飲みたくなってしまいます。飲酒しない日を設けることでその刺激が緩和されます。

POINT

● 週に1〜2回飲まない曜日を決める
● お酒を飲まない人と過ごす時間を作る

本記事は、JA愛知厚生連広報誌「With」1月号に掲載しています。

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