JA愛知厚生連 WEBマガジン

With Magazine

\80歳以上はほぼ100%が白内障を発症/ 見えづらさを感じたら眼科受診を!

健康ひろば

\80歳以上はほぼ100%が白内障を発症/ 見えづらさを感じたら眼科受診を!

白内障は水晶体が濁ることで起こる病気で、主な原因は加齢です。加齢に伴い眼内に老廃物が蓄積したり、水晶体の内部が酸化・糖化することなどが原因で白内障が起こるといわれています。視力の異常は重度になると、日常生活に深刻な影響を及ぼします。異変を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。

白内障になる3つのリスク

白内障は加齢とともにほとんどすべての方にみられるようになりますが、発症・進行を遅らせるために白内障の危険因子を知って日頃の生活を気を付けましょう。

1.糖尿病

糖尿病になると白内障が進行しやすくなります。普段から食生活と運動に気を付けて、生活習慣病の予防を心がけましょう。また、糖尿病と診断されている方は内科で血糖コントロールを行うことが大切です。

2.強い紫外線・赤外線

一般の方で白内障になるほど強い赤外線を浴びる人は少ないですが、紫外線は要注意です。紫外線の強い場所へ出かける時は、麦わら帽子のようなつばの広い帽子やサングラス等で、目を守りましょう。

3.喫煙

喫煙者は非喫煙者と比べて白内障を生じやすいことが判明しています。 タバコの煙に含まれる眼に有害な化学物質が白内障のリスクを増加させるので、喫煙をしない方も煙を浴びないように気を付けましょう。

こんな症状がある方は要注意

水晶体の濁り方は一人ひとり違うため、症状もさまざまです。次のような症状がある方は注意が必要です。

両目で見た時の症状

□ 目が見えにくく、生活が不自由

□ 明るい場所や日差しの強い場所にいるととてもまぶしい

□ 視界がかすんで見えて疲れやすい

□ 視界が薄暗く感じる

□ 眼鏡をかえても見えにくい

□ 老眼鏡が不要になった

片目で見た時の症状

□ 左右の見え方の差が大きい

□ 物が二重・三重にみえる

本記事は、JA愛知厚生連広報誌「With」8月号に掲載しています。

JA愛知厚生連 SNS

SNSで皆さんの生活に役立つ
医療・健康情報をお届けしています。

  • Instagram
  • facebook
  • YouTube