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\9月1日は防災の日/ 大規模災害時の医療の流れ

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\9月1日は防災の日/ 大規模災害時の医療の流れ

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9月1日は防災の日です。愛知県では30年以内に70%程度以上の確率でマグニチュード8~9クラスの南海トラフ大地震が起こると言われています。

大規模災害が起こると、医療機関に多くの傷病者が集中し、混乱する可能性があります。限られた医療資源の中で、混乱なく受診するために災害時の医療のながれを知っておきましょう。

災害時に想定される医療のリスク

  • 情報通信手段が途絶え、救助をすぐに呼ぶことができない
  • たくさん傷病者が発生したり、倒れた建物で道路が塞がれる場合もあり救助の到着が遅くなる
  • 医療機関に患者が殺到し、すべての傷病者への同時処置が困難になる

南海トラフ地震等の大規模広域災害が発生した場合は、救助対象が広域の範囲多数発生することが想定されているため、公的支援がすぐに現場へ向かうことができない旨が警鐘されています。

用語解説

災害拠点病院

地震・津波・台風・噴火等の災害発生時に災害医療を行う医療機関を支援する病院のこと。
地域中核災害拠点病院

安城更生病院・江南厚生病院・海南病院・豊田厚生病院

地域災害拠点病院

稲沢厚生病院・知多厚生病院

DMAT(災害派遣医療チーム)

広域大規模自然災害の発災時には直ちに被災地災害拠点病院へ駆けつけ、同病院の指揮下のもと発災48時間以内の急性期災害医療を行う医療チームのこと。
DMAT指定医療機関

安城更生病院・江南厚生病院・海南病院・豊田厚生病院・稲沢厚生病院・知多厚生病院

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