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今月のテーマは「肺」\息切れの症状はありませんか?/COPDと肺健康ドックのすすめ

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今月のテーマは「肺」\息切れの症状はありませんか?/COPDと肺健康ドックのすすめ

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今月のテーマは「肺」

「呼吸」は生きていくための大切な営みの一つです。肺は呼吸を通じて常に空気中のほこりや病原体にさらされており、また、豊富な血液が流れている臓器であるため様々な病気が生じます。

今回は、ゆっくりと進行していく怖い病気、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のお話です。
「肺健康ドック」で、COPDを早期に発見し、適切な治療(禁煙指導や内科的治療)を行うことでCOPDの進行を遅らせ生命予後の改善につなげましょう。

新型コロナウイルス感染症が重症化しやすい慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、主にタバコが原因で、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸い込むことで、気管支と肺胞に障害を受け、呼吸機能が低下していく疾患です。

主な症状

特徴的な症状は、“動いた時(主に歩行や階段の昇り降りの時)の息切れ”です。
はじめは無症状であり、年単位でゆっくりと進行していきます。早期の発見でなければ、かなり進行した状態で見つかることが多く、この病態は戻ることはありません。

進行すると…

COPDが進行すると息切れのため四肢や呼吸する筋肉が弱くなり、呼吸で酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出すること(換気)も困難となります。日常行動(特に歩行)にも制限が出てきます。そして、その結果、酸素療法や呼吸補助の機器が必要となります。

肺健康ドックでCOPDの早期発見・早期治療へ

1.酸素飽和度(SpO2)測定

パルスオキシメータを指先に装着し、安静時と運動後の酸素飽和度の変化を測定し、酸素消費量から肺の健康状態を診断します。

2.肺機能検査(肺活量・%肺活量・1秒率・%1秒率)

COPDの診断には重要な検査で肺活量と気道の空気の通りやすさを調べます。

3.胸部レントゲン検査(正面)

COPDが進行すると、肺が黒く写ったり、肺の容量が大きくなる(気腫化)などの特徴がみられます。

4.医師による診察(当日の結果説明を含む)

医師が総合的に判断し、肺の健康状態を診断します。

海南病院では、精密検査、治療に必要性に応じて、かかりつけ医、お近くの医療機関、当院呼吸器内科に紹介します。また禁煙外来も実施しておりますので、併せてご紹介します。

※ドックのメニューは施設ごとに異なる場合があります。

海南病院の健康管理センターでは、「肺健康ドック」を受けられます

実施日:木曜日13時30分~
料金:5,500円(税込)
予約方法:下記電話番号からご予約ください。(完全予約制)
電話番号:0567-55-7629(直通) ※他の健診との併用はできません。


詳細は、海南病院健康管理センターまでお気軽にお問い合わせください。


ドクタープロフィール

海南病院 呼吸器内科 佐藤 英文 医師

呼吸リハビリテーション部長 健康管理科部長 

昭和60年から海南病院呼吸器内科、令和3年より健康管理センターも担当。愛知医科大学卒。専門は慢性呼吸不全に対する呼吸管理と運動療法。藤田医科大学客員准教授。JBBF専門委員。

海南病院

住所:〒498-8502 愛知県弥富市前ケ須町南本田396番地

電話番号:0567‐65‐2511(代表) 

病床数:540床 (一般病床 534床 感染病床6床)

診療科:全31科

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