病診連携室                                      

 国(厚生労働省)は「医療機関の機能分化と連携の促進」を医療政策のひとつに掲げております。‘機能分化’とは、診療所は患者さんの日常の健康管理を、大病院は専門的な検査や入院を中心に行い病状が安定すれば患者さんと相談の上、診療所でまた診ていただくということです。

イラスト:病診連携室

病診連携とは

 地域の医療機関が機能を分担し、相互に連携して、発病時にはまず地域の診療所(かかりつけ医)に受診しその結果、専門の治療や検査が必要と判断された場合には大病院に紹介し受診していただきます。そして通院治療が可能となれば再び紹介元の「かかりつけ医」に戻るといったそれぞれの役割に応じた医療を提供することにより、地域全体で一貫して1人の患者さんを総合的にケアし、安心して受診できるより良い医療環境を提供することが可能となります。これらの背景から当院でも病診連携室を開設しました。‘病診連携’とは、病院と診療所が連携して患者さんの診断治療に当たるということです。

 患者さんの医療費負担は増加の一途を辿っており、病院への足は遠のき、多少の体の変調だけでは受診されない方向となっています。そのため、どの医療機関も患者数は減少傾向にあります。しかし今後は急激な高齢化社会を迎え、それに伴う疾病構造の変化や老年層の患者さんの増加が予想されます。その方々が慢性疾患など、どのような病気にかかわらず大病院での受診を希望されると、緊急を要する重症患者さんの検査や治療が遅れるという現象が起きてしまいます。

「かかりつけ医」・「かかりつけ薬局」とは

イラスト:「かかりつけ医」・「かかりつけ薬局」とは  「かかりつけ医」とは、地域に密着しており、日頃のお付き合いを通して患者さんの病歴を良く知る、健康管理のアドバイザーです。大病院は原則として午前中しか一般診療を行っておりません。診療所は夕方からも診療を行っており、学校やお勤め帰りでも受診可能なので、いつでも相談に応じることが出来ます。また、どこかに変調を来たした時にはすぐに病院の専門医を紹介してくださるので、地域でご自分に合った「かかりつけ医」を持つことをお勧めいたします。また、「かかりつけ薬局」をもつことにより、複数の病院で処方された薬の飲み合わせや、禁忌事項等のチェックをしてくださるので、個々の薬局で処方していただくのに比べ、より安心です。

病診連携室の概要

設置場所 1階16番
電話番号 0587-51-3344
FAX番号 0587-51-3343
対応時間 月曜日~金曜日 8:30~17:00 、17: 00~18:30(診察予約・検査予約のみ対応)
土曜日       8:30~12:00
休診日 第2,4,5土曜日・日曜・祝祭日 創立記念日(8月15日) 年末年始(12月30日~1月3日)

 病診連携室では他医療機関(かかりつけ医)よりの紹介患者さんの受付予約と院内各部署との連絡調整を主としております。中でも、紹介元医療機関から予めFAXにて患者さんの保険等の情報を得、患者登録をし、医師の予約取得する受診依頼システムは大きな特色です。このシステムにより来院日には患者さんの待ち時間の短縮が可能となります。また、病院には診療所にはない医療機器・検査機器があります。病診連携機能を利用することにより、患者さんは診療所に掛かりながら病院の検査を受けることが出来ます。検査の結果は診療所の先生に迅速に報告され、効率よい診療を可能にします。現在、検査依頼システム(外部依頼)としてお受けしている検査は次の通りです。

[現在お受けしている外部依頼]

放射線検査 CT、MRI、アイソトープ、PET-CT
内視鏡検査 胃カメラ、胃瘻交換
生理検査等 超音波検査(腹部・甲状腺)、成人脳波、ペースメーカーチェック

病診連携室の主な業務

  • 紹介患者依頼の受付・予約
  • 検査依頼の受付・予約
  • カルテ作成のための基本登録
  • 各科・各部門への連絡、調整
  • 返書が紹介元になされているかのチェックと医師への依頼
  • 統計業務
  • 診療担当医表の変更情報の送付
  • 地域医療機関への情報提供
  • 他医療機関の情報管理
  • Web連携によるカルテ公開受付

紹介患者さんのメリット

イラスト:紹介患者さんのメリット

  • 紹介の患者さんは事前に患者登録をいたしますので、当日の待ち時間が短縮されます。
  • 初診時にかかる保険外併用療養費の3,000円(税抜)は必要ありません
    ※保険外併用療養費とは、初診の際、他の医療機関からの紹介状なしに200床以上の病院を受診した場合に、初診料とは別にかかる費用のことです。(厚生労働省通達に基づく)
    ※但し、病院毎に金額は異なります。

受診依頼システムの手順

診療情報提供書
診療情報提供書

 地域の医療機関から、FAXを利用して紹介患者さんの診療予約を取得するシステムです。(患者さん個人からのお申し込みは受け付けておりません) 紹介医師名はHPのメニューに戻り、外来担当医の表の予約可能欄をご参考ください。 お申込み方法については下記の通りです。予約は原則としてFAXでお願いいたします。

診療情報提供書(医科)
診療情報提供書(医科)
FAX番号:0587‐51‐3343
診療情報提供書(歯科)
診療情報提供書(PET-CT)
  • 当院にてFAX受信後、直ちに予約の空き状況を確認し、概ね15分以内に「予約票」をFAX返信いたします。「予約票」は来院時の説明も記載されているので患者さんにお渡しください。
  • 患者さんには予約票に示してあるものを持参していただき、病診連携室にお越しいただきますようご説明ください。

[FAX対応時間について]

 FAXによるご予約のお申し込みは24時間受け付けておりますが、平日の8:30~18:30、第1・第3土曜日の8:30~12:20の時間帯以外にお申し込みいただいた場合は、FAX返信が翌診療日の8:30以降となりますのでご了承ください。

[当日の受診依頼の場合]  

 当日のご予約は取得できませんので、患者さんには新患受付に診療情報提供書(診察・検査依頼)と保険証を提出していただくようご説明ください。受診科へのご案内説明をいたします。

[時間外受診の対応について]    

 時間外受診の依頼の場合は当直医に直接電話連絡(代表0587-51-3333)をお願いします。患者さんには時間外受付にお越しいただき、診療情報提供書(診察・検査依頼)と保険証をご提出くださるよう説明してください。

受診後は報告書にてFAX返信いたします。

※尚、時間外に翌診療日以降の診察予約を希望される場合は希望日を明記の上に、FAX送信していただければ、翌診療日の8:30以降に「予約票」にて返信いたします。

検査依頼システムの手順

診療情報提供書

診療情報提供書

 地域の医療機関から、FAXを利用してCT・MRI ・PET-CT・アイソトープ・超音波検査(腹部・甲状腺)胃カメラ・胃瘻交換・ペースメーカーチェック・成人脳波の各検査のみをお受けする予約システムです。(患者さん個人からのお申し込みは受け付けておりません)優先的に予約をお取りいたします。また、地域の医療機関の先生から委託されて行う検査なので、検査結果の詳しい説明や検査後の方針は紹介元の先生にしていただきます。お申し込み方法については下記の通りです。

  • お手数ですが、ご依頼の内容を当院発行の「診療情報提供書(診察・検査依頼)」に記入していただきFAX送信(0587-51-3343)をお願い申し上げます。お急ぎの場合は取り敢えず電話(0587-51-3344)で予約を取り、後程FAXしていただいてもかまいません。
  • 当院にてFAX受信後、予約の空き状況を確認し、概ね15分以内に「予約票」をFAX返信いたします。「予約票」は来院時の説明も記載されているので患者さんにお渡しください。
  • 患者さんは予約票に示してあるものを持参していただき、病診連携室にお越しいただきますようご説明ください。

[FAX対応時間について] 

 FAXによるご予約のお申し込みは24時間受け付けておりますが、平日の8:30~18:30、第1・第3土曜日の8:30~12:20の時間帯以外にお申し込みいただいた場合は、FAX返信が翌診療日の8:30以降となりますのでご了承ください。

結果報告書について

イラスト:紹介患者さんのメリット  紹介患者さん受診後は「報告書」にてFAX送信いたします。CT・MRI・アイソトープ検査依頼の結果は、頭部に関しては10日程度、その他の部位は原則当日読影し、患者さんにフィルム又はCD-Rと共に直接お渡しいたします。(フィルム、CD-Rの返却は不要です)PET-CT・超音波・胃瘻交換・ペースメーカーチェック検査の結果も原則当日お渡しいたします。お渡しできない場合は、後日各依頼医療機関に送付いたします。胃カメラ検査の結果は、生検なしの場合は、検査終了後患者さんに直接お渡しし、生検ありの場合は、患者さんが検査結果を聞きに来院された際にお渡しいたします。脳波検査の結果は、各依頼医療機関に送付するまで10日程かかります。