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呼吸器内科              
呼吸器内科部長 呼吸器内科は気管、気管支、肺、胸膜の病気についての診療を行います。
主な病気としては、感染症(肺炎、気管支炎等)、気道関連疾患(気管支喘息、COPD等)、間質性肺疾患(間質性肺炎、肺線維症等)、肺腫瘍(肺癌等)、
胸膜疾患(自然気胸、胸膜炎等)が挙げられます。
それぞれの病気について原因は種々多様であり色々な検査を行います。

主な検査として

◎ 血液検査(一般静脈血検査、動脈血ガス分析)
◎ 痰検査(細菌検査、細胞疹、PCR)
◎ 画像検査(レントゲン、CT、MRI)
◎ 内視鏡検査(気管支鏡による生検、気管支肺胞洗浄)
◎ 肺機能検査
◎ 気道過敏性検査(アストグラフ)
◎ 経皮肺生検(CTガイド下)        

などを行います。

主な疾患
当院で特に診療に力を入れている疾患に気管支喘息とCOPDがあります。

● 気管支喘息

アストグラフ ここ20年で病気の概念、治療法が大きく変わった病気といえます。以前はアレルギーを根本とする気管支収縮(呼吸困難発作)と捉えられ治療の主体は気管支拡張薬でありましたが、なかなか充分なコントロールが出来ず救急来院、入院の患者さんが多数みえ、気管支拡張薬の使いすぎによると思われる死亡も問題になりました。また、種々の体質改善療法も試みられましたが、思うような効果は得られませんでした。1990年頃より喘息患者さんの気管支内の情報が徐々に明らかにされ、原因とは関係なく患者さんの気管支には慢性のアレルギー性の炎症が起きている事が分かってきました。そしてこの炎症をコントロールしないと発作を繰り返し状態が安定しない状況が続く訳です。気管支拡張薬は一時的に症状を軽快させますが、炎症を治める効果は有りません。この炎症を治める最も効果の高い薬剤はステロイドと思われます。吸入タイプのステロイドは吸収が少なく通常量の吸入では長期使用しても殆ど全身性の副作用の心配は無いとされています。ただ即効性が無く気管支を拡張する効果も無い為、吸入してすぐ楽になる訳ではありません。症状の重症度により必要充分な量を継続して吸入し、炎症を抑え発作を予防する事が最も重要と思われます。即ち発作に対する治療よりも発作の予防治療の徹底が重要で、それにより喘息の無い人々と変わらぬ日常社会生活が可能になると思います。吸入ステロイド以外にも種々の抗喘息薬といわれるものが有り、必要に応じて併用されます。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)

 以前は肺気腫、慢性気管支炎といった病名が使われていましたが、国際的なガイドラインが重要視されるようになり、現在は両者を同一の疾患とみなしCOPDと呼ばれるようになってきました。有害ガス(9割以上がタバコの煙)の吸入により気道、肺に炎症、破壊が起こり肺の機能が徐々に低下し息切れ、呼吸困難を来たす病気です。肺は余力の有る臓器である為、初期の段階では症状が乏しく日常生活に困って来院されるのはかなり重症になってからというのが現状です。加齢により健康な方でも少しずつ肺の機能は低下する為、如何に早期に診断し治療を開始するかが重要と思われます。治療は禁煙を含め、吸入薬を主体とした薬物療法、呼吸リハビリテーション、重症の場合には在宅酸素療法が挙げられます。当院では呼吸リハビリテーションを院内に設置し、COPDの患者さんを中心に呼吸ケア、サポートスクワットトレーニングを取り入れた運動療法を行っており、息切れ等症状の改善、活動能力の改善、それらによる生活の質の向上を目指し治療を行っています。

 →呼吸リハビリテーションセンターの紹介はこちら

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