医学生の方へ 研修医日記

いんちょうあいさつびょういんえんかくびょういんりねんほうしん
クリニカルインディケーター(臨床指標)
▶院長挨拶
いんちょう

安心して受けられる医療を目指して
 稲沢厚生病院は、戦後の混乱の中、昭和20年11月に愛知県農業会尾西診療所として開設されました。その後、昭和23年8月に愛知県厚生農業協同組合連合会の発足に伴って同会に移管され、今日に至っています。昭和40年に現在地に移転した後は、めざましい医療の進歩と地域ニーズに対応するため、昭和49年、平成元年と増改築を行ってきました。
 平成14年4月には、地域の要望と地元行政を始めとした多方面からの多大なご支援を頂き、新病院が完成しました。新病院では最新の医療機器やオーダリングシステムなどの新しいシステムを導入して医療機能の充実を図るとともに、アクセスしやすい病院づくりや療養環境の改善に力点をおきました。また、平成19年には医療の質や安全性の向上を目指して病院機能評価の認定資格を取得しました。さらに、平成21年には医療の質の向上や合理化・効率化を目的として電子カルテシステムを導入しました。平成23年12月には病床整備を行って一般病床を増床し、急性期医療機能の充実を図りました。
 そして、平成24年度から着手した南館新築および北館改修工事では、災害拠点病院として十分な耐震性と設備を備えること、救急外来の機能を充実させること、外来診療機能を充実させること、在宅医療や介護部門との連携を強化すること等々を目的として、平成27年7月に全ての工事を完了しました。
 新しい医療人の育成においては、新医師臨床研修指定病院として毎年研修医を受け入れ、平成23年には卒後臨床研修評価機構による認定を得ています。また、医・薬学部、看護、リハビリ、福祉などの学生実習も数多く受け入れており、これらの若いスタッフや学生の存在は病院の活性化に大きく繋がっています。
 当院では地域の期待に応えて保健事業や福祉介護事業にも力を注いでいます。疾病予防のための健康管理センターを開設し、福祉介護分野では療養病床、訪問看護ステーション、介護保険事業所、地域包括支援センター、ヘルパーステーションを有し、地域の在宅支援体制の充実を図っています。
  この度の南館新築に際しましては、地域の方々により広く当院を認知していただくために、病院名をこれまでの尾西病院から稲沢厚生病院にあらためますが、尾西病院の名の持つ深く重い歴史を忘れることは決してありません。当院が求めてきた医療・保健・福祉の充実は、地域の皆様方が安心して生活して頂くためになくてはならないものです。稲沢厚生病院は幅広い機能を保ちながら、より一層の安全・安心なサービスを提供してまいります。職員一同は「安心できる地域づくり」に貢献できることを誇りに思い喜びと感じながら、皆様に選んでいただける病院であり続けることを目指して、たゆまぬ努力を重ねてまいります。